杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

エンジニアに学ぶ

以前、あるエンジニアが自分の体験を元にエンジニアとしてありたい姿を述べる文章を読んだ。そこには、考えることは悪いことではないが、考えてばかりいて手を打たないのは良くなく、仮説があるならどんどん実行してみよう、そうすれば最良の結果に早く辿り着ける、といったことが書かれていた。

私は、うんうんそうだ、と心で頷くと共に、小説を書くことも同じだと思った。構想を立てたり設定を細かく決めていくことも無駄ではないが、そればかりやっていて書かなかったら意味はない。

エンジニアの考え方は、トライ&エラーを繰り返すことだろう。小説も同じである。なかなか良い結果に辿り着けず挫けそうになることもあるが、そこで考えることも大事だけどそれでは前には進めない。結局は書くことでしか前進できないのだ。