こないだディズニーの『ふしぎの国のアリス』を観たのだが、途中から、こりゃ『ONE PIECE』のビッグ・マムの「万国(トットランド)」だなと思った。
最初にピンと来たのは、双子のディーとダムが話をする時、太陽と月になるのだが、その表情がどこかビッグ・マムのゼウスだったかプロメテウスだったかを思わせた。で、そうか、「トットランド」は『ふしぎの国のアリス(“Alice in Wonderland”)』の“Wonderland”に引っ掛けているのかも、と思ったのだ。
そんな風に見始めると、「ハートの女王」はビッグ・マムそのものに見えてきたし、ふしぎの国がトットランドに思えた。で、ビッグ・マムの「お茶会」はいかれ帽子屋の「茶会」にインスパイアされたんだろうなと。さらに、逃げるアリスをハートの女王たちが追いかけてくる様子は、ビッグ・マムが麦わらの一味を追う様子に見えた。
と、こんな風に感じた次第だったが、これに気づいたのは私だけではないだろうかと思ってググってみたら、この類似点を指摘している人は複数いるようである。『ONE PIECE』に関して「研究」したらしい本でも触れられているようで、まあ自分が思いついたことなど他の誰かがすでに気づいているし、考えているものである。