としまえんにある回転木馬「カルーセル エルドラド」は、日本機械学会が認定した「機械遺産」の一つである。遺産第38号として認定されたのは2010年。20世紀初頭のアールヌーヴォー様式の装飾が施された芸術品と機械技術が融合している、というのが認定理由であるらしい。
欧州で巡業した後、アメリカ東海岸のコニーアイランドという行楽地で使われ、廃棄されるところを豊島園が買い取った。原動機部は当初のものではないらしいが、100年以上の歴史があるというのはすごい。
以前、実物を見る機会があったので撮影しておいたが、日本に現存する最古、世界でも最古級の遊戯機械ということで、やはり風格を感じる。
機械遺産は機械学会が出している冊子によると2017年までに90件が認定されている。近くまで出掛けた際は撮影してこのブログにアップしようと思う。
