今日は、ちょっと驚くことがあった。
昨年末から、仕事で一つの冊子(読み物中心)を作っているのだが、この一か月間くらいが原稿作成のピークだった。毎日、朝から深夜まで机にかじりついて原稿を書き、何とか脱稿予定日に間に合わせたのだ。
ほとんど固定姿勢でキーボードを打ち続けていたので、ちょっと体の調子を崩し、まだ完全に回復していない状態である。特に眼に疲労が蓄積しており、腰もけっこう痛くなった。
原稿の内容が割と好きなことだったので苦ではなかったが、痛みと疲労が日増しに大きくなってくるので最初から最後まで一定の質を維持するのは大変だった。
しかし、なんとかやり遂げた。やり遂げた時は「しばらくこの仕事から離れたい」と思うほどだったが、今は、山の頂上から登ってきた道を振り返るような感じで「よくぞここまで辿り着けたもんだ」と、自分に少し、感心している。
で、今日、いったい自分はこの約ひと月で何文字くらい書いたんだろうかと思い、数えてみた。そして驚いた。
なんと、約70,000字。
世のライターが月にどれだけ書いているのかわからないが、これはけっこうな量ではないかと思っている。もちろん、もっと書いている人もいるだろうし、私だってずっとこのペースで書けるわけではないが。
まあ量が多ければ良いというものではないだろうけれど、量をこなせるようになるのはけっこう大切だとも思う。質は、これから校正を経て刷り上がった後、周りの人に読んでもらい、評価していただこうと思っている。