杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

「調べて書く」は大切だ

いつぞや、会社の上司が立花ゼミの『二十歳のころ』を絶賛していて、やたらと「調べて書く」ことを推奨していた。私はその元上司を今でも嫌っているので認めたくないが、ライターという仕事をしていて、「調べて書く」はとても重要であるのは間違いない。

この言葉で検索してみると、大修館書店のホームページの「国語情報室」にある立花隆のインタビュー記事が上位に出てきた。インタビュアーは中井浩一という、お茶の水にある国語専門塾の塾長である。

https://www.taishukan.co.jp/kokugo/webkoku/special001_01.html

7年も前の記事だが面白い。
私が特に共感したのは、中井氏が語った、立花氏の「インプットだけでなくアウトプットが必要」という主張である。

私自身、このブログを始めたのは、雑誌や本を読んで知識をたくさん身につけたつもりになっているものの、果たしてそれが他人にとってプラスになることなのか、またそれをどこかでまとめて発信しなくてはその知識を死蔵させているのと同じだ、と思ったことがきっかけの一つとなっている。

これからも「調べて書く」を実践していきたい。