杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

2022-03-28から1日間の記事一覧

煮ても焼いても食えぬ小説

独特の小説世界 大江健三郎『取り替え子』(講談社文庫、2004年)を読んでいます。主人公の古義人、その義兄で自殺した吾良は当然ですが、ジャーナリストやコメディアン出身の映画監督など、もろもろの登場人物のモデルは誰なのか、読めばすぐ察しがつきます…