杉本純のブログ

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2019-08-11から1日間の記事一覧

『君が異端だった頃』と佐伯一麦

島田雅彦の『君が異端だった頃』(集英社、2019年)は、帯に「最後の文士・島田雅彦による自伝的青春私小説!」と書いてあり、これは読まねばと思ってさっそく買った。 これは全四部からなる、それぞれが「すばる」2018年6月号、9月号、12月号、2019年3月号…