杉本純のブログ

本を読む。街を見る。調べて書く。

2018-10-02から1日間の記事一覧

いま書かなければ書くときはない。

ゲーテの『若きウェルテルの悩み』(竹山道雄訳、岩波文庫、1951年)は、深く心打たれた小説の一つ。初読はたしか大学時代で、新潮文庫の高橋義孝訳のものを読み、その後岩波の竹山訳を読んだ。私は竹山訳の方が良いと思う。 親友のいいなずけである女性を好…